2・5次元ユニット「愛夢GLTOKYO」の元メンバー・佐野つかささんが1月に亡くなっていたことが29日に分かったようです。
26歳という若さでしたが、全身性エリテマトーデスおよび子宮頸がんのために亡くなったようです。
子宮頚がんはがんの一種として、耳にしたことがありますが、全身性エリテマトーデスという病はどんな難病なんでしょうか?
そこで、今回は佐野つかささんの死因の全身性エリテマトーデスの病気の症状や余命はどれくらいなのか探っていきたいと思います。
目次
【佐野つかさ】死因の全身性エリテマトーデスの病気の症状は?

それでは佐野つかささんの死因である全身性エリテマトーデスの症状について見ていきましょう。
調べてみたところによると、全身性エリテマトーデスの症状は以下のような病のようです。
全身性エリテマトーデス (systemiclupus erythematosus: SLE) とは、自分の免疫システムが誤って自分の正常な細胞を攻撃してしまう自己免疫性疾患のひとつで、全身のさまざまな臓器に炎症や組織障害が生じる病気です。
出典:Medical Note
正常な細胞を攻撃してしまうということで、免疫力がどんどん弱まっていきそうですよね。
子宮頚がんも相まってかなり体力が奪われそうです。
とてもお辛い闘病生活を送っていたんだと想像がつきます。
ちなみに、全身性エリテマトーデスの日本全国の患者数は約6~10万人と推定されています。
男女比は1:9で、女性ホルモンが発症に関与すると考えられているようですね。
全身性エリテマトーデスの具体的な症状としては主に以下のような症状があるようです。
- 皮膚症状(蝶形紅斑)
- 関節痛や関節炎
- 腎臓に生じるループス腎炎
特に特徴的なものは、皮膚症状の蝶形紅斑のようです。
蝶形紅斑とは、顔に蝶のような形が出現する湿疹で、鼻筋を蝶の体に見立てると、ちょうど蝶が左右に羽を広げたような形のように湿疹を認めることからこのように名付けられています。
出典:Medical Note
こちらの症状について調べてみたところ、以下のような画像がありました。

確かに鼻筋を蝶の体に見立てると、蝶のような形に見えますね。
炎症が広範囲に及んでおり、かなり辛そうですよね。。。
このような皮膚症状が発症した場合は、全身性エリテマトーデスの可能性が高いようです。
【佐野つかさ】死因の全身性エリテマトーデスの余命は?

佐野つかささんの死因の全身性エリテマトーデスの余命について見ていきます。
調べてみましたが、全身性エリテマトーデスは希少疾患の範囲に入る難病で、一人ひとりの病気の程度が異なるので平均的なデータはほとんどないそうです。
ただ、現在の状況について以下のことが分かっているようです。
ステロイドが使われる前には、診断されてから5年以内に半数の方がなくなっていたのが、現在の治療では、5年以上生存している方が95%以上になっています。
出典:http://www.nanbyou.or.jp/entry/359
はっきりとした余命はどれくらい、というのはその人によって異なるようですが、5年以上生存している方は多いようですね。
まとめ
いかがだったでしょうか?
今回は佐野つかささんの死因の全身性エリテマトーデスの症状や余命について探ってみました。
全身性エリテマトーデスは希少疾患の難病のようでしたが、自分の正常な細胞を攻撃してしまうということで、かなり免疫力が低下しそうだと感じました。
がんも細胞も破壊する病なので、かなりお辛い闘病生活を送られていたことだと思います。
佐野つかささんのご冥福をお祈りいたします。