第91回選抜高校野球大会2回戦の試合で習志野と星稜の試合は3―1という結果となりました。
ただ、今回はそれで終わらず試合後、控室は騒然としました。
なんと、星稜の林和成監督が習志野の部屋に乗り込んで、小林徹監督に向かって習志野がサイン盗みを疑われる行為をしたと猛抗議したのです。
林監督は「フェアじゃない。証拠はありますよ。映像ここで見せてもいいんですよ」と言っていましたが、本当に動かぬ証拠はあるのでしょうか?
そこで、今回は星稜・林監督が抗議していた習志野のサイン盗みの証拠動画を探ってみたいと思います。
また、今後の高野連の対応についても探っていきたいと思います。
目次
【星稜・林監督】習志野のサイン盗みの証拠動画は?

それでは、星稜・林監督が抗議していた習志野のサイン盗みの証拠動画について探っていきましょう。
調べてみましたが、残念ながら林監督が言っていたサイン盗みの証拠動画は公開されていませんでした。
ただ、放送されていた動画は残っていたので、詳しく見ていきたいと思います。
まず、こちらは4回表に習志野が攻撃の最中、星稜の林監督が抗議しているときのシーン(55:23〜)です。
↓↓
動画では審判団にアピールして試合中断されましたが、すぐに試合は再開されたようです。
このときの審判団の判断としては、サイン盗みがあったという判断には至らなかったようですね。
続いて、こちらは4回表に習志野が攻撃の最中、星稜の林監督が抗議する直前のシーン(45:35〜)です。
場面は1死2塁の場面ですが、
ランナーがサイン盗みをして、怪しいハンドシグナル等を送っているような様子はありませんし、動画を見る限りヒットを打った瞬間にもシグナルを送っているようには見えません。
この動画を見る限りでは、サイン盗みはないように見えます。
仮にも星稜の林監督が言うようにサイン盗みがあったのなら、それは重大な問題ですが、本当にその動画があるのであれば、高野連に提出して調査をお願いすべきではないでしょうか?
【星稜・林監督】習志野のサイン盗み抗議に高野連の対応は?

それでは、今回の星稜・林監督が抗議した習志野のサイン盗みについて高野連の対応について見ていきましょう。
気になる高野連の今後の対応ですが、以下のように発表されているようです。
「今後、検証する可能性は現段階ではない。異議申し立ても、過去に例はない」と語った。
出典:https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190328-00000103-dal-base
高野連の発表では、今後検証する可能性はないとのことです。
よほど決定的な証拠がない限り、異議が受け入れられることはなさそうですね。
サイン盗みがあったかどうかは定かではありませんが、もし本当に動かぬ証拠動画があるのならば、高野連に提出した上で、しっかりと調査してはっきりとさせたほうがいいと思います。
ただ、こういうことは試合中に解決すべきだったのではないでしょうか?
本当にサイン盗みがあったのであれば、そのまま試合を続けるのではなく、そのときに審判団に証拠動画を提出してその場で解決すべき問題だったと思います。
まとめ
いかがだったでしょうか?
今回は星稜・林監督が抗議していた習志野のサイン盗みの証拠動画を探ってみました。
残念ながら現段階では、サイン盗みが本当にあったかどうかは分かりませんでした。
このような出来事は後味が非常に悪いので、今後のためにもはっきりとさせて欲しいところですよね。
今後高校野球でこのようなことが起きないよう心から願っています。