4月12日、東京大学の2019年度入学式が日本武道館で行われたましたが、 祝辞には、女性学のパイオニアである社会学者の上野千鶴子名誉教授が登壇されました!
祝辞では
「大学に入る時点ですでに隠れた性差別が始まっています。社会に出れば、もっとあからさまな性差別が横行しています。東京大学もまた、残念ながら例外ではありません」
と性差別について言及し、新入生に対して語りかけていました。
上野千鶴子さんは日本のフェミニズムを引っ張り続け、現実に苦しむ女性たちに向けて、これまで大事な言葉をたくさん発信してきましたが、上野さん自身は結婚されているのでしょうか?
そこで今回は上野千鶴子さんの旦那さんは誰なのか?
また、結婚歴や子供の有無についても探っていきたいと思います。
目次
上野千鶴子の旦那は誰?

上野千鶴子さんの旦那は誰なのか見ていきましょう!
調べたところによると上野千鶴子さんは現在旦那さんはいないそうです。
というより、これまで結婚したことがないとのこと。
以前上野千鶴子さんはインタビューで
「結婚を考えたことはあるか?」
と尋ねられた際、以下のように答えていました。
何度か同居はしましたが、結婚は考えなかったですね。自由を手放したくありませんから。結婚して「一生この人とセックスします」なんて、できない約束なら最初からしなければいいのに。だから最近の不倫騒動も理解できません。ちなみに私は男嫌いだと思われているけど(笑)、恋愛はしたほうがいいですよ。心と体が前のめりになって生きる意欲になります。
出典:https://oggi.jp/36408
結婚と恋愛をきっぱりとわけて考えているようで、結婚を考えたことはないようです!
上野千鶴子さんはフェミニストというだけあって、その辺は随分ドライな考え方のようですね。
世間では、
「結婚は墓場」
なんて言葉もありますが、結婚することで自由は制限されますよね。
上野さんはそれが嫌だったのでしょう。
女性として1人で自立して自由に生きることを選んだのだと思います。
上野千鶴子の結婚歴や子供の有無は?
上野千鶴子の結婚歴は?

まず、結婚歴についてですが、先ほどご紹介したように上野千鶴子さんに結婚歴はないです。
女性として、1人の人間として自立するという思いが強いのでしょう。
結婚に対して上野千鶴子さんは以前、以下のように訴えかけていました。
今や結婚は、しないと生きていけない〝生活必需品〟ではなく、ぜいたく品です。「何がなんでも結婚しなきゃ」という状況ではないからこそ、「より付加価値の高い結婚を」と自分でハードルを上げて疲れてしまうのでは。結婚願望の中身は、生活保障? 社会的承認? それとも愛?
結婚してもしなくても、人間は結局ひとり。自分の居場所くらい、男に与えてもらうんじゃなくて自分でつくってほしいですね。
出典:出典:https://oggi.jp/36408
言われてみれば確かに結婚は絶対にすべきものではないですもんね。
上野千鶴子さんはぜいたく品と語っていましたが、結婚は何がなんでもすべきというものではなく、本当に心から結婚したいという相手がいた場合にするものなんでしょうね。
上野千鶴子の子供の有無は?

上野千鶴子さんの子供の有無について、調べてみましたが、上野千鶴子さんに子供はいないようです。
ただ、教え子に対しては時折、親のような気持ちになるようで、その胸中を以下のように語っていました、
子どもを産む選択肢もなかったわけじゃないけど、迷いながら気が付くとその時期を過ぎていた。人生なんて振り返ればそんなもんでしょ?
私も他人が産み育てた子どもたちを大学で教えていますが、やはり親の気持ちになりますね。この子たちの将来に責任があると感じるから。
出典:https://www.wendy-net.com/nw/person/226.html
上野千鶴子さんは育児を経験しなくても、大学で教えるという仕事を通して、親としての感情を抱いていたようです。
実際、今回の東京大学での入学式の祝辞で
「あなたたちのがんばりを、どうぞ自分が勝ち抜くためだけに使わないでください」
「がんばったら報われるとあなたがたが思えることそのものが、あなたがたの努力の成果ではなく、環境のおかげだったこと忘れないようにしてください」
と上野千鶴子さんは語っていましたが、正に親が子供に教える人生の教訓のような言葉を贈っていますよね。
子どもを産むことが人間的な成熟に至る大きなきっかけになることは間違いないと思いますが、育児を経験しなくとも仕事や人との繋がりを通じて、成長できることを上野千鶴子さんは自ら体現されていると思います。
今後もたくさんの教えを広めていって欲しいですね!
まとめ
いかがだったでしょうか?
今回は上野千鶴子さんの旦那さんは誰なのか?を探っていきました。
結婚歴はなく旦那さんや子供もいないということでしたが、上野千鶴子さんは女性として1人の人間として自らが成長していく道を選ばれたようでした。
独特な考えをお持ちでしたが、そこには確固たる信念があるように感じました。
これからも上野千鶴子さんのご活躍を心から願っています!